40%キーボード VORTEX CORE 簡易レビュー
キーボードの沼にそれなりにハマってしまって抜け出せなくなっている私です、こんにちは。
今回は自宅で使用しているキーボード VORTEX CORE を紹介します。
自作キーボードに関連する記事も近いうちに投稿できればとは思っています。
外観
VORTEX CORE であれば、基本的にどれも以下のような見た目をしています。
写真を見ての通り、とてもコンパクトです。
F1, F2 をはじめとするファンクションキーならともかく、数字キーすらありません。これがいわゆる 40%キーボード と言われるものです。
ちなみに、この40%キーボードに数字キーが足されたものが60%キーボード、ファンクションキーも足されたら80%キーボード、テンキーなども付いている通常のキーボードを100%キーボードと呼ぶそうです。
この VORTEX CORE でどのようにファンクションキーや数字を入力するかは後述します。
色に関してですが、写真では伝わりづらいとは思うのですが、QWERTYのキーは少しクリーム色が入っているキーキャップとなっています。
EscやTab, Shift, Ctrl, Win, Enter等の脇にあるキーはグレーのキーキャップであしらわれています。
公式サイトでは Grey & Beige と書かれているのですが、ベージュっぽさはかなり薄いです。
キーキャップとフレームが面一になっており、とてもシンプルでスタイリッシュな見た目になっています。
また、キーボードの筐体フレームがアルミ製のため、控え目ながらも高級感を感じられるデザインとなっています。
USBはMicroUSB規格での接続で、キーボードの左側に接続ポートが備わっています。
また、運び使用することを想定してか、本体とケーブルは一体型ではなく取り外しができるようになっています。
前述の通り、40%キーボードという小ささ(携帯性)の良さを武器に、持ち運ぶことを考慮しているキーボードと言えるでしょう。
※実際のところ、自分は家でしか使わないため、あまり恩恵を感じられていないですが……
スペック
詳細なスペックは以下の公式HP(英語)または代理店のHPのを確認いただければと思います。
代理店公式 : COREシリーズ(英語配列) | 株式会社アーキサイト
公式(英語) : CORE |www.vortexgear.tw
シリーズのラインナップはそれなりに用意されていますが、色やキー配列は1種類に統一されており、キースイッチを選ぶといった具合です。
要するに、日本語配列のラインナップはありません。英字配列に慣れていないととっつきにくさはあるかもしれないですが、そもそも数字キーやファンクションキーがない時点で通常の英字配列とは異なってくるので、普段日本語配列使っているとか、英字配列使っているとかはあまり関係ないかもしれません(汗)
Enterキーが小さいことが問題なければ後は慣れの問題かと思います。
- Cherry MX 青軸
- Cherry MX 茶軸
- Cherry MX 赤軸
- Cherry MX クリア軸
- Cherry MX 静音赤軸
- Cherry MX スピードシルバー軸
上記のスイッチから好みのものを選択することができます。
個人的にクリア軸と静音赤軸、スピードシルバー軸がラインナップされているのは珍しいなとは思いました。
値段はどれも1万5千円程度だったと記憶しています。
蛇足 : 当方が選んだキースイッチについての感想
ちなみに当方は青軸を選択しました。が、失敗したなと若干後悔しています……
※会社では自作キーボードで赤軸と静音茶軸を利用しています
青軸は使ったことがなかったため、店舗で青軸の打鍵感を試して問題無さそうなのを確認した上で購入したのですが、いざ実際に長時間キーを打ってみるとあまり好みの打鍵感ではなかった、といった具合です。
とはいえ、この打鍵感も慣れの問題かなと思っているので、この記事も当記事で紹介している VORTEX CORE (青軸)を使用して記事を書いています。
数字やファンクションキーを入力する方法
数字キーやファンクションキーを入力するには同時押し専用のレイヤーキー(VORTEX COREの場合FnキーとFn1キーの2つのレイヤーキーが用意されている)を押すことで入力することができます。
入力例
入力したい文字 | 入力するキー |
---|---|
2 |
Fn1 + a |
↑(上) |
Fn + i |
この様な同時押しを用いることで足りないキーを補っているのです。
やはりこの入力方法には慣れが必要になってきますが、レイヤーキーの位置さえ感覚で覚えてしまえばそこまで苦労はせずに済むと思います。
キーマップの変更及びマクロ機能
VORTEX COREにはキーマップの変更とハードウェアマクロ機能が搭載されています。キーマップの情報やマクロの情報はキーボード本体に保存されるため、PCを変更しても引き続き同じキーマップを利用することができます。
キーマップ変更とマクロの登録方法は別記事で紹介しますので、少々お待ちいただけると幸いです。
まとめ
最後にこのキーボードの良い点と悪い点を紹介して終わりにしたいと思います。
是非、購入を検討する際の参考になれば幸いです。
良い点
- とてもコンパクト
- 数字キーやファンクションキーが無い40%キーボードなので、机を広く使える
- メカニカルキーボードな点
- ゲーミングキーボードでよく使用されているCherryキースイッチが使用されている
- カラバリは1色展開しか無いが、Cherryキースイッチなので好みのキーキャップに変更することができる
- 好みの軸を使用することができる(豊富なラインナップ)
- マクロ機能がキーボードで用意されている
- マクロを使うために別途ソフトを入れなくても良い
悪い点
- 慣れが必要
- 慣れるまでは多少キー入力の効率が下がってしまう
- キーボードの足の高さ調節機能がない
- 人によっては手首を痛める人もいそう、キーボードと一緒にフットレストの購入を検討したほうが良いかもしれない
- キーマップ変更やマクロ変更周りの制限が地味にある
- これもキーマップ変更とマクロの登録方法の記事(今後投稿予定)にて説明します